カラーコンタクトは可愛くて、瞳の大きさや色で選んで購入したくなりますよね。
実はこれだけ選んでしまうと、後々目にとって危険なことになるかもしれません。
視力がいい方(視力検査でAや、視力が1.0以上)で度数が必要ない人でも、コンタクトを買うときには大事な要素があります。
目を大切にしながら使って頂く為にも、是非読んで頂けると嬉しいです。
1、コンタクトレンズにはカーブがある
コンタクトって少しカーブのついた形をしていますよね。
実はこれにはサイズがあって、自分の目の形に合ったものを使う必要があります。
もし大きくズレたものをつけてしまうと、コンタクトがズレやすかったり窮屈に感じたりして、コンタクトの装用感が悪いと感じるかもしれません。
このサイズは自分で測ることはできません。眼科でコンタクトを合わせる時はこのカーブも一緒に見ているので、もし今までに眼科でコンタクトを購入したことがある場合は、購入したコンタクトのパッケージを見てみて下さい。
[BC] と記載されているのがこのカーブの数値でベースカーブの略です。多くは8.6、8.7、ベースカーブが大きい方だと9.0のコンタクトもあります。今使っているものと全く同じではなくてもいいので、近い数字を選んだ方がいいと思います。
ちなみに[DIA]はコンタクトの直径です。この直径と着色直径が大きいほどカラコンで瞳が大きく出来ますね。
2、コンタクトレンズの度数は大事
コンタクトの度数には近視、遠視、乱視があります。
一般的に視力がいいと言われる方は度数の入っていないもの(0.00と記載されているもの)で大丈夫ですが、それ以外の方はこの度数も自分で測ることはできません。
しかし一度眼科購入したことがある場合は、[PWR]と書いてある数字がコンタクトの度数です。
この度数は近視[-]マイナスか遠視[+]プラスかに加えて数字も(3.25などの小数点まで)揃える必要があります。
乱視が入っている場合のみ、その後ろに[C-0.75AX180]など記載があります。Cの後ろの数字が乱視の度数で、AXが角度です。乱視の度数が書いてある場合は、この数字も同じように揃えて買わないといけません。
ちなみに度数は変わることがありますので、定期的に眼科で調べてもらうのをオススメします。
(※他にも遠近両用のコンタクトがありますが、今回は記載していません)
3、コンタクトによって素材、水分含有率が違う
目は普段、涙を通して空気中の酸素を取り入れて呼吸をしています。コンタクトをつけると目にフタをすることになるので、十分な呼吸ができなくなりますよね。そこで気になるのがコンタクトがどれだけ酸素を透過できるのか、ということです。
こういうの見たことありますか?
実はコンタクトによって素材も、含まれる潤いの量も酸素の透過性も違うんです。簡単に素材の違いをまとめてみました。
ヘマ素材
従来の素材で酸素はほとんど透過しない為、コンタクトの水分から酸素を供給する。
シリコン素材
素材としては酸素透過性が高く、含水率が少ない為乾きにくい。
イオン性素材
マイナスイオンを帯びている為、+性のタンパク質がつきやすい
非イオン性素材
汚れにくい
上の図だと高含水55%とありますが、この含水率がもともとコンタクトに含まれる水分量です。
これは多いければ多いほど潤ってていいのでは・・・?と思いませんか?
実は違います。
高含水ほど、蒸発した分乾燥感が強くなるんです。なのでつけた瞬間は潤っていていいかもしれませんが、1日の終わりには乾燥を強く感じるかもしれません。この含水率によって酸素の透過性も変わってきます。
低含水
乾燥感少なく、酸素透過性少ない傾向。
高含水
乾燥感が強く、酸素透過性多い傾向。
ちなみにDK / L値というのが酸素透過性です。
4、使用期間が決まっている
コンタクトには使用期間が決まっており、タイプによってそれぞれ1day、2Week、1Monthです。
その名の通り1dayは一日使い捨てのコンタクトです。
注意して欲しいのが2Week、1Monthは開けてからその期間が経ったらもう使えないということです。
なので開封してたとえ1回しか使っていなくても、2Weekタイプは2週間経ったら捨てないといけません。
また繰り返し使う事になるので、つける前と外した後は洗浄液で洗浄する必要があります。
カラコンも色や値段だけでなく、購入するのに色々考えてしまいますね。
含水率や素材などは、付け心地がどうかで決めてもいいかもしれません。
逆に今お使いのものが付け心地が悪い場合は、この記事が参考になると嬉しいです。
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